年齢制限はありません。
在学者の内訳は令和6年現在、新規高卒94% その他6%です。
その他6%は 大卒者、社会人の方々等です。
年齢構成も19才から40才代までと巾があります。
学校からの仕事の斡旋は希望される方で学生時代真面目に取り組んでいた方にはどなたにも仕事をお出ししています。
学校は(有)辻村和裁研究所という会社を持っており、その会社の外注という形で仕立てた内容・枚数に見合ったお支払いをしているという訳です。
卒業後の進路はいろいろに分かれます。
就職や自分の地元の呉服屋さんから仕事を受ける人なども大勢います。
はい、出来ます。
寮→通学 通学→寮 どちらもOK。入学後に変更する人もいます。
学校の責任で教材を提供していますので、学生個人に損害賠償 請求がいくことはありません。
もちろん大丈夫です。左利き用の裁ちばさみを使い、問題なく和裁ができます。
大手呉服店、百貨店、商社等からコンスタントに仕立ての依頼を受けているため、足りなくなる事はありません。辻村を卒業したプロの和裁士たちが専属和裁士、あるいは外注として仕事をこなしており、その一部が学生の教材にまわっているというわけです。
学科が2時間、和裁実技が6時間の試験になります。学科は、和裁全般2級程度の問題について、規定以上の正解が必要となります。実技は、右袖、衽付けまで事前に縫い上げたものを持参し、袷着物を仕立て上げ、基準点に到達する必要があります。静岡県の試験会場は、当校で実施されます。静岡県の受験生の90%以上が当校の学生で、そのため合格者のほとんどが辻村和服専門学校生ということになります。
大きく違う点は、4年間、5年間の課程を経て、認可校では“専門士”(短大同等の資格)“高度専門士”(大学同等の資格)の称号が文部科学大臣より与えられます。これはしっかり学習し成果を上げた証で、企業や社会から評価されます。また、学生特典がフル活用できるのも魅力です。学生証が発行されますので、JR等さまざまな場所で学割が受けられます。
最終学年になるまで、多くの着物を触り、仕立ての勉強をし、日々知識も向上しています。知識習得、経験の積み重ねをした上で、裁断を習う方がよりスムーズに効率よく技術習得できます。1年次からとりかかると一見近道のように思われるのですが、そうではないのです。当校の長い歴史の中でたどり着いた結論です。近年の入賞実績や毎年多くのプロ和裁士を輩出している当校ですから、この学習順序には絶対的自信があります。
当校に入学するほとんどが和裁の経験がありません。始めは針の持ち方から運針など丁寧に教えます。カリキュラムが組んであるので心配は要りません。将来の目標に対する意識と行動が何よりも大切です。