和裁技能士になる学校- 実力派プロ和裁技能士になろう|辻村和服専門学校

【呉服店スタッフ】力元ゆり恵さん

日本の文化でもあり伝統衣装を着ることで、 着物の良さに改めて気付いてもらいたい

日本の文化でもあり伝統衣装を着ることで、
着物の良さに改めて気付いてもらいたい
呉服店スタッフ
力元ゆり恵さん
㈱川島織物セルコン 松坂屋静岡店「和ぎゃらりい」 勤務
静岡県富士市出身 
辻村和服専門学校 和裁本科(2年制) 2016年3月卒

こちらに就職した理由、決め手はどの様な所に魅力を感じたからでしょうか?

商材として、着物では千總さん(創業460年)や、帯では川島織物(創業170年)など、伝統的な物が多く本当に良い物を扱っている事が決め手となりました。本物を知ることで、着物に対する自分の目や感性を養う事が出来ると思ったからです。

現在(今後)の仕事内容、お客様や商品に対して心掛けている点は?

接客対応以外では、季節や祭事毎に販売計画を立て特集を組み、いつそれらを売るかなどを考えています。

また、キャンペーンのチラシ(葉書)作りなども担当させていただいています。

お客様に対しては、着物がまだ分からない方でしたら、何を必要としているか何が欲しいかを見極めて、お客様に商品を勧める様にしています。消費者からのニーズを学び販売に活かしていきたいです。

今は、和装小物(足袋、帯締め等)を任せられているので、将来は着物の仕入れなども勉強していきたいです。

辻村での学びが実際の仕事で活かされていると思う事は何ですか?

和服の基本的な事を教えたり伝える事が出来、実際に縫った経験を活かし半衿付けの付け方など教える事もありました。

■会社、着物を通して、お客様に伝えたい事。

 

日本の文化でもあり伝統衣装を着ることで、着物の良さに改めて気付いてもらいたい。

そして、着て良かったなと感じて欲しい。

 

■今後、呉服屋に勤めたいと思っている在学生へのアドバイスや、学校生活で大切にしてもらいたい事があったら一言お願いします。

 

希望する会社があれば、とにかく現場(売り場)を見にいきましょう。そのお店で扱う品は、自分が扱いたい品なのか?反物などのランクなども考え判断したり、店員さんの反物に対する扱い方や、出来れば足袋の一足でも買ってみて接客対応の様子を見る事をお勧めします。店員の態度から会社の教育が行き届いているかどうかも見えてくるかと思います。

縫っている時は、ただ縫うのではなく、常に「着る人」の事を想像(意識)して、喜んでもらえる様、一反一反仕立てていって欲しいです。